U15エリートプログラム Winter トレセン タイ遠征 最終日
今日は2試合タイの強豪チームとの対戦です。
僕の分析では、今日の2チームは昨日のチームと違い、個人の能力も高く、チームとしてもプレーコンセプトがしっかり浸透しているチームです。
試合が始まる前に長めにミーティングをさせてもらいました。
それは今日の試合だけではなく、サッカーとどう今後向き合っていくかということです。
サッカーをしていく中でなにを目指していくか、みんなが口々に話すことは、プロ選手になりたい。
ではプロ選手とはなに?答えがでてきません。
外国の選手たちは、両親を養う為に好きなサッカーで生計をたてようとする、サッカーを始める選手がたくさんいます。
日本の子供たちは、そのような動機でサッカーをしている子供はほとんどいないのではないでしょうか?
そこに大きなハングリー精神の差があります。
日本の環境、タイの環境、ヨーロッパの環境、サッカーの環境は良いも悪いも関係ないと。
自分がなにに向かってどうなりたいから、どう努力するか、それが大事です。
これだけサッカーを楽しんでいる子供達がでてきていているなら、もっともっと日本のサッカー文化もそれと並行してサッカー文化も少しづつ変わっていかなければならいなと。
タイでは、1部18チーム 2部18チーム 3部90チームが、プロのサッカー選手と呼ばれ、自分で生計を立てていけます。
日本だけではなく世界に目を向ければ可能性は大いに広がります。
プロ選手を目指すのであればいろんな国のサッカー事情は知っておかなければならないと思います。
さて試合の内容ですが、1試合目は接戦の末、勝利しましたが、2試合目の決勝戦は完敗でした。
技術、戦術、フィジカル、メンタルすべての面で負けてしまいました。
タイ人の技術の高さ、ボール扱いはとても質が高く、選手がいい距離感でボールをポゼッションし、球際や1対1での強さ、試合が終わるまでの集中力すべてにおいて日本チームより上でした。
話を聞くとタイ代表が7人メンバーにいたという事です。
それにしてもタイの育成のポテンシャルを感じました。この国の急速な国の発展、サッカーの発展はアジアの中でも必ず日本に並んでくるんではないかと感じました。
なにより子供達が一番肌で感じた事により素晴らしい経験になりました。
閉会式では、みんなが笑顔で一つになりサッカーの素晴らしさを感じました!!!!
試合後は観光に行く予定が、スコールにより天候が悪く、ショッピングのみとなりました。
子供達は、サッカーと同じくらいショッピングを楽しみ、日本行きの飛行機に乗り込み
無事に日本に帰国しました!!
今回、U15エリートプログラムに関わってくださった皆様本当に感謝しています。
一番大事なのは、子供達がこの経験をいかして強い大きな視野をもった大人になってほしいと考えています。
もちろんサッカー選手となる大きな夢をもって毎日サッカー楽しんでほしいです。
ですが、プロサッカー選手になるには、人として良い人間に、人間性にイコールされます。
そこが一番大事です!!
強い気持ちを持ってサッカー楽しんでください!!
前へ 前へ 本当にありがとうございました。またお会いしましょう!!
FOOTBOOL IS LIFE